先週から始めたネックの修正です。
とりあえず注意書き、「良い子は真似しちゃいけません!」
やっぱね、ネック周りの作業って難しいんですよね、専門的な工具も沢山必要だし...
自分でも捨てても良いようなネックだからやったって感じですね。なので、この記事は、自分的な忘備録です。
ちなみに、過去にフレット打ちをやった事はありません、今回が初体験です。あと、雑誌の記事などで読んだ事くらいしか手順は知らないので、正しいやり方ではないかもしれません。っと言うか多分間違っています。
作業手順
- フレットを抜く
- ナットを外す
- 指板面を均す
- フレットを打つ
- フレットの摺り合わせ
- ナットの取り付け
- ネックの取り付け
まあ、こんな感じですね。
作業内容
フレットを抜きます。
指板に湿度を与えないと木が欠けたりするので、ティッシュで全体を覆って、スポンジで上から叩いて濡らして、少し放置した後に、フレット抜き器で抜きました。
抜くときはとにかくゆっくり、少しずつ力を加える感じで。(もし、破損した場合は瞬間接着剤で補修します。今回は2カ所「アーッ!」ってのがありました...)
フレット抜き終わり、ナットも外してますね。
次に、指板面の修正です。
ロッドを調整して、金定規を当てながら、サンディングブロックでフラットにしていきます。
この作業では、全体に金定規を当てたくなるのですが、昔フレットレスを作ったときはそれで大失敗。
狂っているネックなので、状態として正解が無くなっているので、全体を均すのは手間が掛かるだけです。ポイントを絞って均して、ロッドを動かしながらやっていくのが効率が良いです。
ヒール部分を重点にやりましたが、ナット付近も怪しかったので、ちょっと修正しました。
指板の厚さに注目!(この後、ヒール側は糸鋸で溝を切り直しました。)

いよいよ、難関のフレット打ちです。
(この先は、かなり入れ込んでいたので写真を取り忘れました。)
知っている予備知識としては、
「フレットワイヤーは指板のRよりもきついカーブでを曲げてから打ち込む事」
以上です。さあ行きましょう!
とにかくワイヤーを均等に曲げます、曲げにくいですが気合いで曲げます。端は上手く曲がらないので、端の方(4cm位)は曲げた後、捨てます。
それを適当な長さに切って、ハンマーで打ち込みます。(これはコツがあるみたいで、真ん中あたりを最初に打ち込んでいって、適当なところで打つ場所を散らす感じ...難しいです。)
(ちなみに今回は2FTのワイヤーを3本用意しました。)
打ち込んだ後、はみ出した部分を切り取ります。(タングと頭は別に切り取った方が良いみたい。)
あとは、演奏上、支障がないようにエッジのヤスリがけをして、とりあえずフレット打ち終了。
でっ、フレットの摺り合わせです。
ロッドを回して、大体まっすぐになるように調整した後に、サンディングブロックで、均します。
フレットの頭が平らになるので、フレット丸め用のヤスリで仕上げます。
このサイズでは意味のない写真ですが....
ここで、ネックを取り付けて、ナットを入れて溝を切ります。これで、一応の完成。
ですが...
ここからが重要。この作業を行うと、ネックの角度が変わってしまうので、ブリッジの高さが低くなりすぎてしまいます。実際に調整してみましたが、サドルを一番低くしても、弦高が落ちません...これを回避するには、
- ネックジョイントにアングルを付ける
- ブリッジをボディに埋める
この2つの方法がある訳ですが、これをやるにはどっちも木工ルーターを使う結構な作業になるので今回はパス。
暫定として、薄い木材のシムを挟みました。(最近知ったのですが、シムを挟むときはネジを挟むようにしないと応力で木が曲がるそうです。)

結果
とりあえず付けただけ、な状態なのですが、以前よりも全然弾きやすいです。
暫く眠っていたネックなので、少しの間はマメに調整して様子見って感じですね。
その後で、アングル加工をしようと思っています。
そう言えば、ナットがラウンドだったのですが、フラットしか在庫がないのでフラットに変更しました。この作業も始めてやったけど、結構難しいね。
(その2へ続く...と思う、けど状態によってはやらないかも?)
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